Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザー Pro-Fractional XC

米国SCITON(サイトン)社は【King of LASER】キングオブレーザーとして名高く、Pro-Fractional XC はEr:YAGレーザーをフラクショナル化して照射できる最新機器です。また、スポット照射用ハンドピースに変えることで、黒子やイボ、ニキビ痕のクレーターなどの治療を行います。

Er:YAGレーザーの波長はCO2(炭酸ガス)レーザーに比べ、水への吸収率が高くおもな作用は蒸散です。
わずかな熱伝導で蒸散できるためダウンタイムが短く色素沈着などの合併症が少ないのが大きな特徴です。

マニアックな話になりますが・・・
Pro-Fractional XCは削る皮膚の深さを25~1500μmと、きっちり決め打ちすることが可能です。
Er:YAGレーザーでありながらコアギュレーション(熱凝固)作用も入れられることができるため、幅広い疾患に対応することが出来ます。

コアギュレーションテクノロジー

コアギュレーションレベルを0,1,2,3と4段階変えることにより周囲の熱変性領域を作り出すことが可能である。
グラフの点線はアブレーション閾値をあらわし、アブレーション閾値に達しないピークの低いパルスを後ろに加えることでサーマル効果を得ている。

フラクショナルレーザーとは?

フラクショナルと面照射

レーザーを小さなドット状に分割して真皮に照射することで、レーザーのダメージを受ける組織と受けない正常な組織を残す照射法です。
「面」で削るよりも正常皮膚を残すことで傷の治りを早くし、結果われわれアジア人に起こりやすい色素沈着やキズアト組織(瘢痕化)になることを予防できます。
レーザーで削られた部位は「皮膚の入れ替え」が起こります。真皮組織の再構築(リモデリング)が起こることで線維組織(コラーゲン・エラスチン)が増加します。表皮・角質層では古くなった皮膚の入れ替えによりターンオーバー(生まれ変わり)能力を上げていきます。
1回の照射で10~20%の皮膚の入れ替えを行います。

  • フラクショナルレーザーハンドピース

  • 設定パネル

  • フラクショナル照射

Pro-Fractional XCで改善できる症状

  • ホクロ・老人イボ(脂漏性角化症) (シングルスポット使用)

  • 肌質改善・肌のキメ

  • たるみ毛穴

  • 鼻の黒ずみ毛穴や開き毛穴

  • 上下眼瞼のたるみ予防

  • 顔全体や頬・口回り・首・手のたるみ予防

  • 二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)

  • ニキビ痕の凹凸・クレーター

  • キズアト(瘢痕)治療

当院での照射方法

美容フラクショナル照射のように浅く削る場合は無麻酔で行うことが多いのですが、痛みに弱い方、深く削らなければならない場合は麻酔のクリームを塗布して30分~45分効かせてからの照射になります。
治療部位に応じて深さや熱凝固などを設定して照射します。ニキビ痕の凹凸やクレーター、キズアト(瘢痕)治療は特殊な照射方法になります。

治療箇所

身体のほとんどの部位が治療可能です。顔全体・顔部分(鼻・両頬・上下眼瞼)、前頸部、手を希望される患者様が多いです。ニキビ痕の凹凸やクレーター、キズアト(瘢痕)治療は照射面積により治療料金は変わってきます。

治療の流れ

~ダウンタイムが生じる治療ですので、お休みが取れる期間での治療をお勧めします~

  • 初診時には問診票をご記入して頂いてから、照射部位が顔である場合はメイクを取って頂きます。診察でしっかりと肌診断を行い、照射方法や強さを決定します。

  • 必要があれば麻酔を塗布して30分~45分効かせてからの照射になります。ゴーグルで目を保護してから治療を行います。治療部位の範囲、照射方法にもよりますが治療時間は10分から30分程度です。

  • 治療後は十分に冷却を行います(10~30分程度。照射の強さや反応に応じます)。

  • 治療後は軟膏塗布を行います。当日のメイクはご遠慮いただいています。ニキビ痕やキズアトに対する治療であれば貼り薬や軟膏塗布とガーゼ保護を行います。

治療後の経過

治療直後は結構なヒリヒリ感・ホテリがあります。当日のメイクはご遠慮いただいています。
赤みも2~5日は続きます。美容フラクショナル照射であれば翌日から化粧は可能、ニキビ痕やキズアトに対する照射であれば1週間は貼り薬や軟膏治療が必ず必要です。
1週間くらいで「マイクロクラスト」と呼ばれる小さなカサブタのようなものがむけてきて「ツルツル」とした肌へ生まれ変わって行きます。と同時に肌の弾力やハリが実感できます。

治療の目安

必要な治療回数は症状や肌質で変わってきます。美容治療として行う場合は1~2か月おきの治療、ニキビ痕やキズアト(瘢痕)治療はアグレッシブに行うので3ヶ月以上空けての治療になります。5回ほど繰り返していくとかなりの改善効果を認めます。

症例写真

イボ・しみ治療の症例写真

  • 施術前

    施術後

毛穴治療の症例写真

  • 施術前

    施術後

若返り(たるみ治療)の症例写真

  • 施術前

    施術後

ニキビ痕の症例写真

  • 施術前

    施術後

キズアト(瘢痕)治療の症例写真

  • 施術前

    施術後

全て写真はSCITON社より提供