ベビーコラーゲン注入

ベビーコラーゲンとは？

美容注入用に精製したヒト胎盤由来コラーゲンのフィラーです。細かいしわ、浅いしわなどを改善します。
ボリュームや形成能力はヒアルロン酸に劣りますが、なじみがよく自然な改善になりやすいことや、Ⅲ型コラーゲンがもつ組織再生の力で青クマ等の改善も同時に行うことができることが特徴です。
かつて使用されていた注入用コラーゲンは動物由来であるため、まずアレルギーテストを行い、結果をみてから注入するという手間が必要でした。
ベビーコラーゲン注入で使用するヒューマラジェン（Humallagen）は、ヒト由来のコラーゲン注入製剤なので、アレルギーのリスクがほとんどなく、アレルギーテストは不要です。
赤ちゃんの皮膚のコラーゲン組織はⅠ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンの比率が 50:50 に近いといわれます。Ⅲ型コラーゲンは創傷治癒にもかかわるコラーゲンとして知られ、再生の土台になるものです。しかし、紫外線や摩擦、加齢の影響でなどでⅢ型コラーゲンが占める割合は減少し、衰えが著しい皮膚では5％程度になってしまいます。ヒューマラジェンは、Ⅲ型コラーゲンを赤ちゃんと同じ50％の割合で含むことより、ネーミングされています。

治療の流れ

• 初診時には問診票をご記入して頂いてから、注入部位のメイクを取って頂きます。診察でしっかりと診断を行い、適した薬剤を決定します。

• アイスパックでの冷却、あるいは必要があれば麻酔を塗布して30分～45分効かせてからの注入になります。治療部位の範囲、照射方法にもよりますが治療時間は5分から10分程度です。

• 治療後はメイクをしてお帰り頂きます。日常生活に制限はありません。

治療後の経過・副作用・注意点について

• 注射による注入の為内出血や軽度の腫れ（特に目元）が生じることがあります。内出血が起こった場合は1～2週間で吸収されます。コンシーラー等でカバーをして頂きます。
• ベビーコラーゲンの効果の持続は６～１２か月程度です。徐々に吸収されていきます。
• 治療後の経過にはいくらかの個人差があります。また、治療中・治療後に予期しない合併症や後遺症が生じる可能性があります。
• 妊娠中の方は治療することが出来ません。