CO2(炭酸ガス)レーザー Edge ONE

CO2(炭酸ガス)レーザーimage

Edge ONE imageCO2レーザーは波長10600nmの気体レーザーで、皮膚組織中に含まれる水分に吸収され、病変部皮膚組織を限局的に削り取る(蒸散)します。
Jeisys社のCO2レーザー装置 Edge ONEはスポット照射ハンドピース、フラクショナル照射ハンドピースを搭載しているので様々な疾患に対応できます。
フラクショナルモードにおける照射パターンが豊富であることも特徴です。

炭酸ガス(CO2レーザーEdge ONEについて

治療の様子のイメージ動画ほくろ、イボ治療(CO2炭酸ガスレーザー)施術イメージMOVIE

CO2フラクショナルレーザー施術イメージMOVIE

ほくろ、イボ治療についてご紹介MOVIE

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ニキビについての正しい知識ご紹介MOVIE

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Edgeフラクショナルの概要

  • 豊富な照射パターン

    Edgeフラクショナル 照射パターンimage

  • Edgeフラクショナル モードimage

    スタッキングMode

    同じ箇所を複数回照射できる機能

  • Edge Pulse

    (High Peak Power-Super Pulse)

  • 豊富なスポットパターン

    120um,350um,800um

フラクショナルレーザーとは?

フラクショナルレーザー概念図

レーザーを小さなドット状に分割して真皮に照射することで、レーザーのダメージを受ける組織と受けない正常な組織を残す照射法です。
「面」で削るよりも正常皮膚を残すことで傷の治りを早くし、結果われわれアジア人に起こりやすい色素沈着やキズアト組織(瘢痕化)になることを予防できます。
レーザーで削られた部位は「皮膚の入れ替え」が起こります。真皮組織の再構築(リモデリング)が起こることで線維組織(コラーゲン・エラスチン)が増加します。表皮・角質層では古くなった皮膚の入れ替えによりターンオーバー(生まれ変わり)能力を上げていきます。1回の照射で10~20%の皮膚の入れ替えを行います。

Edge ONEで改善できる症状

  • ホクロ・老人イボ(脂漏性角化症) (シングルスポット使用)

  • 肌質改善・肌のキメ

  • たるみ毛穴

  • 鼻の黒ずみ毛穴や開き毛穴

  • 上下眼瞼のたるみ予防

  • 顔全体や頬・口回り・首・手のたるみ予防

  • 二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)

  • ニキビ痕の凹凸・クレーター

  • ニキビ開窓圧出

  • キズアト(瘢痕)治療

ほくろ・イボレーザー治療、ニキビ圧出

ほくろ・イボレーザー治療:炭酸(CO2)ガス/エルビウムヤグ(Er:YAG)レーザー治療

2mm未満
¥5,500
4mm未満
¥11,000
8mm未満
¥22,000
12mm未満
¥33,000

※瞼や鼻翼、人中といった特殊部位の皮膚腫瘍は、技術料が加算されます(¥11,000~)。
 診察で判断になります。

ニキビ圧出(CO2レーザー)

1ヶ所
¥660

当院での照射方法

美容フラクショナル照射のように浅く削る場合は無麻酔で行うことが多いのですが、痛みに弱い方、深く削らなければならない場合は麻酔のクリームを塗布して30分~45分効かせてからの照射になります。
治療部位に応じて深さや熱凝固などを設定して照射します。ニキビ痕の凹凸やクレーター、キズアト(瘢痕)治療は特殊な照射方法になります。

治療箇所

身体のほとんどの部位が治療可能です。顔全体・顔部分(鼻・両頬・上下眼瞼)、前頸部、手を希望される患者様が多いです。ニキビ痕の凹凸やクレーター、キズアト(瘢痕)治療は照射面積により治療料金は変わってきます。

治療の流れ

~ダウンタイムが生じる治療ですので、お休みが取れる期間での治療をお勧めします~

  • 初診時には問診票をご記入して頂いてから、照射部位が顔である場合はメイクを取って頂きます。診察でしっかりと肌診断を行い、照射方法や強さを決定します。

  • 必要があれば麻酔を塗布して30分~45分効かせてからの照射になります。ゴーグルで目を保護してから治療を行います。治療部位の範囲、照射方法にもよりますが治療時間は10分から30分程度です。

  • 治療後は十分に冷却を行います(10~30分程度。照射の強さや反応に応じます)。

  • 治療後は軟膏塗布を行います。当日のメイクはご遠慮いただいています。ニキビ痕やキズアトに対する治療であれば貼り薬や軟膏塗布とガーゼ保護を行います。

治療後の経過

治療直後は結構なヒリヒリ感・ホテリがあります。当日のメイクはご遠慮いただいています。赤みも2~5日は続きます。
美容フラクショナル照射であれば翌日から化粧は可能、ニキビ痕やキズアトに対する照射であれば1週間は貼り薬や軟膏治療が必ず必要になります。1週間くらいで「マイクロクラスト」と呼ばれる小さなカサブタのようなものがむけてきて「ツルツル」とした肌へ生まれ変わって行きます。と同時に肌の弾力やハリが実感できます。

治療の目安

必要な治療回数は症状や肌質で変わってきます。美容治療として行う場合は1~2か月おきの治療、ニキビ痕やキズアト(瘢痕)治療はアグレッシブに行うので3ヶ月以上空けての治療になります。5回ほど繰り返していくとかなりの改善効果を認めます。

副作用・注意点について

  • ほくろやいぼを削った場合、治療後2週間は必ず軟膏療法を行っていただきます。部位によってはテープ保護、ガーゼ保護が必要です。軟膏療法を行わないことによって瘢痕(傷の組織)になることもありますのでアフターケアは必ず指示に従ってください。
  • フラクショナルレーザー治療当日は、赤みや痛みが伴います。十分に冷却することで和らぎます。赤みは1週間程度続く場合があります。
  • 照射後、少なくとも1ヶ月はしっかり日焼け対策を行ってください。
  • 治療部位の管理を正しく行っても体質・皮膚タイプにより色素沈着や瘢痕化、またケロイド形成などが生じることがあります。
  • 入浴やサウナなどは、赤みや腫れが生じたり長引いたりする原因となりえるので、2・3日は原則シャワー浴のみとし、治療部位はこすらないようにして下さい。
  • 治療後の経過にはいくらかの個人差があります。また、治療中・治療後に予期しない合併症や後遺症が生じる可能性があります。
  • 妊娠中の方は治療することが出来ません。