GLP-1ダイエット
※現在、お薬の供給が不安定なため、新規の患者さんの受け入れはお断りしています。
申し訳ありません。
GLP-1(グルカゴン様ぺプチド1)とよばれるホルモンを利用した新しいダイエット方法です。GLP-1は消化管ホルモンの一種で、食事をとって血糖値があがると小腸にあるL細胞が分泌し、すい臓からインスリン分泌を促すことで食欲の抑制や血糖値を下げる効果があります。GLP-1の分泌量が多い人は痩せやすく、少ない人は太りやすい体質だと考えられています。
2型糖尿病の治療薬として国内承認薬のビクトーザ®(一般名リラグルチド)を注射薬として、内服薬としてはリベルサス®(一般名セマグルチド)を採用しています。
国内、外国共に糖尿病患者に投与した場合、低血糖、膵炎、腸閉塞が報告されていますが、健常人では極めて稀です。
注射薬:ビクトーザ®
内服薬:リベルサス®
GLP-1ご紹介MOVIE
☆YouTubeで開くとチャプターごとにご覧いただけます。
GLP-1の安全性について
GLP-1は腸内で作られるホルモンのため、副作用が少ないダイエット法として注目されています。GLP-1を使った薬剤は、アメリカ(FDA)やヨーロッパなどで肥満治療薬として承認されており、日本では2型糖尿病の治療薬として承認されています。
※日本では、ダイエット目的として使用する場合は、自費診療となります。
GLP-1受動態作用薬の効果について
- 食欲の抑制や血糖値を下げることで体重減少をきたします。
- 味覚を正常化させます。
- 糖尿病の治療で用いられるだけなく肥満の方の糖尿病発症を抑制します。
- ストレスホルモンを低下させ、食欲・代謝を正常化させリバウンドしにくくさせます。
GLP-1【注射薬:ビクトーザ®】の治療法と料金、副作用・注意点について
治療法
注射薬:ビクトーザ®
●1日1回、ペン型注射器で適切な容量を皮下注射します。極細針のため痛みの心配はありません。
●最初の1か月は、メールでやり取りをしながら注射の量を決定します。
●月に1回、再診で体重・腹囲測定、必要に応じ採血検査を行い薬の容量の調整を行います。
料金
GLP-1ダイエット
※再診・検査代金も含みます。
副作用・注意点について
- 検診結果に異常がある方、内科疾患で治療中の方は主治医と連携をとったうえでGLP-1ダイエットが適しているか判断をするため、内服中のお薬の記載があるお薬手帳を必ず持参下さい。また、妊娠中の方は治療することが出来ません。
- 治療は自己注射による方法です。来院時に指導された使用方法、使用量を守ってください。
- 薬剤の使用目安は1本あたり2~4週間です。
- 感受性の高い方は、注射をした数日間に吐き気や頭痛などの症状がでる場合があります。注射する分量などを調節することで症状は治まりますので、担当医に相談してください。
- 自己注射により、稀に内出血や皮膚のかぶれなどの症状がみられることがあります。
- 治療後の経過にはいくらかの個人差があります。また、治療中・治療後に予期しない合併症が生じる可能性があります。
GLP-1【内服薬:リベルサス®】の治療法と料金、副作用・注意点について
治療法
内服薬:リベルサス®
●起床時など空腹時に、1錠を水120ml程度で服用します。お茶やコーヒー、服薬ゼリーなどでの服用は控えてください。錠剤は割ったり噛んだりせずに、そのままの状態で飲み込みます。
●リベルサスを飲んだ後は、30分~2時間程度、食事や水分の摂取を控える必要があります。どうしても水分を摂取したい場合でも、最小限に抑えなくてはいけません。
●服用当初は低血糖による意識障害が起きやすいので、最も少ない容量から服用をはじめます。
料金
副作用・注意点について
- 疾患があり、内服治療を行っている方は、当院でのGLP1内服はお断りすることがあります。初診時にはお薬手帳を必ず持参ください。
- リベルサスは必ずクリニックや病院で医師から処方されたものを服用してください。
- 妊婦や妊娠している可能性がある人には、リベルサスは服用できません。
- 早ければ服用後3ヵ月程度で、体重減少の効果が現れます。ただし服用を途中でやめてしまうと、食欲低減やインスリンの分泌促進などの効果がなくなってしまいます。そのため治療中止後にリバウンドする可能性があることに注意が必要です。
- 胃腸障害(嘔吐、吐き気、下痢、胸やけ)、低血糖やめまい、味覚異常などの副作用が生じる事があります。