茶あざ‐扁平母斑、ベッカー母斑保険適応
茶あざ‐扁平母斑、ベッカー母斑の症状
表皮内のメラニン色素が増加して「茶あざ」となった状態です。多くは生下時より存在することが多いのですが、遅発性扁平母斑といって中学校や高校など思春期になってから発症する場合もあります。遅発性扁平母斑はあざの中に毛が同時に生えてくることも多いのが特徴です。特に肩にできた毛を有する遅発性扁平母斑をベッカー母斑と呼びます。扁平母斑は消失することはありません。色調も他のアザに比べると薄く目立ちにくいです。
茶あざ‐扁平母斑、ベッカー母斑の治療方法
Qスイッチルビーレーザー
治療はQスイッチレーザー照射で過剰なメラニンを破壊することです。おとなしそうなあざに見えるのですが、レーザー治療抵抗性(非常に効きにくい)であること、再発率が非常に高いことが扁平母斑の大きな特徴です。これまでの経験より1歳までに治療を行えば6~7割消失あるいは薄くなるのですが、成人では8割が再発してほとんど同じ濃さまで戻ります。早期の治療がとても効果が高いです。Qスイッチルビーレーザーのみ、2回まで保険適用で治療が行えます。ほかのレーザー、3回目以上のQスイッチルビーレーザーの治療は保険適用外です。面積によって治療費用が変わります。また、有毛性のベッカー母斑は脱毛レーザーを組み合わせる複合治療が必要です。
茶あざ‐扁平母斑、ベッカー母斑の治療の流れ
- これまでの経験より、1歳までに治療を行えば6~7割消失あるいは薄くなりますが、成人では約8割が再発してほとんど同じ濃さまで戻ります。早期の治療がとても効果的です。
- 有毛性のベッカー母斑は脱毛レーザーを組み合わせる複合治療が必要です。
副作用・注意点について
- レーザーの合併症で色素脱失、色素沈着、瘢痕形成などを生じる可能性もゼロではありません。治療後の2週間は軟膏治療を必ず行ってもらいます。紫外線ケア等については医師の指示に従ってください。あざの性格上再発は高率で起こります。十分ご理解の上治療に臨んでください。
茶あざ‐扁平母斑、ベッカー母斑の治療費用の目安
Qスイッチルビーレーザーの場合は2回まで保険適応での治療が可能です。
面積 | 4c㎡まで | 4~16c㎡まで | 16~64c㎡まで | 64c㎡以上 |
費用 | 20,000円 | 23,700円 | 29,000円 | 39,500円 |
※実際に窓口でお支払い頂く金額は保険種別により上記金額の0~3割になります。
※上記費用の他に初・再診料、麻酔代金、処方箋料等の基本の保健理療費が必要になります。
茶あざ‐扁平母斑、ベッカー母斑に関してよくいただくご質問をまとめました。
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レーザー治療は痛いですか?
痛みは輪ゴムを弾いたような痛みです。麻酔クリームや麻酔テープを塗布、貼付しての治療を行います。広範囲の場合は全身麻酔が必要なので、入院治療が必要です。(福大病院へ紹介します。)
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レーザー治療後の処置は?
2週間は処方される軟膏を塗ってガーゼ保護をして頂きます。
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再発しないためには?
早期治療は効果が高いと言えますが、扁平母斑は再発しやすい性質のあざです。このことを十分ご理解いただいたうえで治療を行っていきます。
赤アザ、青あざ、茶あざのレーザー治療は保険適応です。(一部保険適応外)
あざ治療に使用するレーザー治療機器をご紹介いたします。
あざ治療に関するよくいただくご質問をまとめました。
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